アキアジ偵察2013その3
例年、この時期 (9月8日) は枝幸港から乗船し、
北見幌別川河口付近で早朝ウキルアーにてサケを狙い・・・
その後、沖合いに出てカレイを釣るというダブルヘッダー釣行ですが、
今年は盆明けからオホーツクも船カレイが不漁・・・
多分、海水温が高いからとのこと・・・
保険となる船カレイが期待薄となったことから、乗船をお断りしサケぶっこみ釣りに変更・・・
そこで7日、5時半深川を出発、朱鞠内を経由して北上~
今朝の朱鞠内湖、思案橋の上から・・・
湖面にたちこめる朝もやが幻想的です・・・
目的地に8時半到着、早速砂浜へ
辺りは既に場所取りの竿立が並ぶ中、
後発で来るT社長、K君の場所を確保し準備開始・・・
隣、地元のお爺さんに聞くと・・・
今朝も昨日も1本も釣れてない!
婆さんに弁当作って貰ってボウズで帰ってるさ!
!ガハハハ~!
いやいや、元気な爺さんだこと・・・
海は若干の濁り、ただ潮廻りは良いはず・・・
期待しつつ、
時間はたっぷりなのでのんびり準備開始!
第1投が10時過ぎ
早速、エサ捕り名人現れる・・・
無くなるエサを何度も取替え・・・
そのウグイも居なくなると、今度は海藻ゴミ・・・
これが始まると、のんびり釣りどころじゃない・・・
終始、纏わり付く海藻ゴミとの格闘です・・・
それでも救いは天気が良いこと・・・
潮風が気持ちいい。
そして、各地に入釣している仲間から電話が入る!
そっちどうだ!?
ダメだわ~
昼も過ぎた頃、お隣に第一線を退いた風の年配の方が入釣。
その士別からお越しのお父さんと会話をしながら、
アタリを待つも何も起こらず、時間だけが過ぎて行きます・・・
それにしても、このお父さんの竿、道具一式がスゴイ!
竿はシマノのプロサーフ4.5m、27号、4本継ぎ、
リールはシマノのパワーエアロスピンパワーにPEライン、
ステンレスの竿立ても肉厚の足踏み込みガッキ付き
1セット定価で約10万円が7セット!
3割引と仮定しても、7本で50万円だもの・・・
・・・いや~たまげたなぁ~
上を見たら、キリがない釣り道具・・・
そのお父さんも16時には早上がり・・・
町にある温泉に入りに行くという・・・
そっか~
温泉いいね~
釣れないしね・・・
地元の爺さんも帰ってしまったし・・・
それなら、こっちも風呂だな・・・
・・・と言うことで、まずは竿を3本片付け、3本体制を維持
相変わらず、ゴミと戯れるも、
気が付くと見渡す限り、辺りは誰も居なくなって心細くなる・・・
ここは数年前にクマが出てる~
それを考えるとやはり気持ち悪い
暗くなる前に戻らないとなぁ~
~と考えてながら竿先を見ていると
おや?
?ゴミが付いた動きじゃないなぁ・・・
小刻みなアタリ!
竿に手をかけアタリを確認
ここだ!
!ってところで合わせ一気に巻く!
波の向こうにサケの跳ね!
ほぼ10か月振りのサケに胸が踊る!
波に乗せ、バレないように一気に巻き上げ、砂浜に上がってからは後ずさり・・・
蹴りを入れる人は周りに誰もいない
ここは慎重に・・・
しかし、重い!
もうちょい!と安全なところまで引き上げると
バチン!と言ったか?オモリが足元まで飛んできた・・・
外れた!
!が、サケは無事!
慌てて駆け寄るとサケの口にはしっかり針は付いているが、フロート、シモリ玉が散乱
ハリスを見ると、何とチモトから切れている!
なるほど・・・
古くなるとダメなんだ・・・
今年初物です!
!見た目は雌と思ったわ・・・
数日前に
糸巻きしたニューリール に入魂完了!
すぐエラを取り除き血抜き
誰も釣れていない中、奇跡の1本16時半の出来事
1本釣れたので、そそくさ片付けです。
そして、クルマに戻り、温泉へ
温泉は気持ち良かった~
オホーツクの温泉ってモール温泉みたいな泉質が多いのかね・・・
スベスベになりましたよ!
この日はいつもの夕食風景にひとり祝杯!
後発組を待ちながら、眠りの中へ
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