これが本当に本年サケ最終戦

fumitatsuko

2017年12月16日 06:00

「ところで、貴方はいつまでサケ釣りに行っているんですか?」 と言われそうなお題から始まります~。

天候調査の多くは、そのサイトの10日間予報などを地域毎に入念にチェックし、

気圧配置や気温、さらに風向き、衛星写真と様々な方面から、

パソコンの画面も穴が開きそうなぐらい見つめてのこと・・・。



これまでの経験も含め、日本海が大荒れの時、オホーツク海は穏やかな時が多く、またその逆もある。


この週末もニシンをターゲットに時合いなども見ながら悶々しておりましたら、

釣友Kくちさん夫婦より、2、3日オホーツクでのニシン、ペール缶2爆とサケ6という好釣情報を頂く~。

ありゃ~まあ、いいんじゃない!



こちらでは、同じ日ニシンでボウズを食らったところだ~。

ニシンなら近間で十分なんだが、タイミングが合わず、今季まだ釣れていない・・・

自家製の糠ニシンが食べたい・・・

サケはもうイイかな~と思っていたものの、バタバタ釣れるとなると、お尻の辺りがモゾモゾする~~

ましてやニシン付きならば、尚更だ!



ん~~ 時合いを見ると微妙だが、この週末(9~10日)は、留萌方面は強風予報の悪天模様~

それに引き換えオホーツクは風も無く、穏やか予報である・・・

これはもう、オホーツクしか無いでしょう~ という結論に至ります!



8日勤務を終え、午後9時、先発のKくちさん夫婦を追うように自宅を出発~

聞くと、既に奥様はウキルアー第二投目で銀メスをゲット!

さすが女神だね~ 必ずと言っていいほど、旦那より先に釣るんだよ、いつも奥様は・・・



向かう道中、路面はツルツル、安全運転で9日未明に現着。

釣座はKくちさん夫婦の横~ 海は満ち欠け月夜の灯りに照らされたベタ凪状態、釣れる予感すらある。



さて、そんな予感の中、日の出までにはかなり時間があるので、寝酒で芋焼酎をかっくらいバタンキュー。

飲み過ぎた訳じゃないが、爆睡も爆睡、気が付くと辺りはすっかり明るくなり日の出を迎えます・・・



しかも、トイレに行っている間に、奥様はブナメスをゲット! しかし、まあ~よく釣る奥様だとこ~



さてさて、あわよくばニシンもと言う思いから、今回のタックルは4号の磯竿と娘から借りたLATEO~。

まずは磯竿にウキフカセの仕掛けで置き竿、その隣で苦手であるウキルアーから始めます!



奥様の手解きを受けながら、デッドスローでゆっくりゆっくり巻きますが、

どうも、そのトントンというアタリも無いまま時間が過ぎて行きます~





この時期、埠頭にはいまだ多くの方がお越しですが、最盛期はこんなもんじゃないようですね・・・



さて、ルアーにはアタリも無く、流石に寒さのためクルマ退避、暫しフカセウキを眺めます。

すると、ウキに微妙な変化が見られます・・・

おや?? いま水面から出ていたウキの頭が見えなくなっていたね・・・



ああっ! 沈んでる・・・

慌ててクルマから飛び降り、竿掛けから外し、磯竿をシャクリますが、糸が弛んでいる上、磯竿です・・・

ブニョ~ンという煽りで、合わすことが出来ませんでした・・・ くうーーっ! まったくもってアホですね・・・

この1回目の合わせ失敗を私はこの後も繰り返すのです。。。



廻りでは、ポツリポツリと釣れ、Kくちさん夫婦の連れも、2本目を釣ったところ・・・ 奥様は既に3本目・・・

エサが悪い? 生じゃないし、残りモノの冷凍モノ~。

仕掛けは改良Ver.なんで問題ないかと・・・ 棚か? いやヒトヒロで大丈夫かと。



それから更に2時間ほど経過し、またウキに微妙な変化があり、ゆっくりと沈むんです・・・

3秒ほどして、また浮かび上がります。

ん? そして、再びの沈みにシャクリますが、早合わせでした・・・ またやっちゃいましたね・・・

これが正午ごろ・・・



一方、Kくちさん夫婦、旦那がフカセでオスを釣り上げ、

遅れてきた彼らの仲間が早々に釣り上げる、これで釣ってないのは私だけ~

埠頭の真ん中辺りではポツポツ上がります~ しかも近間、すぐ目の前です。



何で釣れないのだろう? と考えながら、ウキルアーもたまにキャストしますが、何も起こらない~

デッドスローで流している横で、フカセウキは漂います・・・

すると・・・ ウキにまたもや反応あり・・・

やばい! ウキが沈んでる! の声に奥様が、即反応してくれます~ 続き奥様が手に取り巻いてくれる!



二度あることは三度あると言います・・・

手に取った磯竿を、次の沈みでシャクリ合わせますが、食いが浅いのか乗りません・・・

三度、失敗・・・



今更ですが、これを機に、磯竿を片付け、LATEO一本で集中することに・・・

釣友のU野さんもこちらに向かうとの連絡の中、

これら顛末を伝えると、食いが浅い時はエサを小さくしたらどう? と助言を頂きます。



そうだ! 過去にそういう話は聞いたことがある・・・ 即実践に移します・・・

その後、この日の時合いは夕方に向かい徐々に良くなるはず・・・

それを予感するかのように、また奥様は4本目をゲット、今釣行で釣り上げるサケは全てメス・・・



どうしてでしょう? ひとり釣れると連鎖のように廻りで続けて釣れるのです・・・

そして、午後3時15分・・・ 4度目のウキの沈み・・・ もう、失敗は許されません!

「もう合わせて良いかな? 良いかな?」 と周りの同意を得ながら、 「良いんじゃない、もう!」



ビュン! 久々の感触です!

が、軽いね~!

タモアシストはKくち旦那さん~



雪まみれの銀オス~ でも小さい~

ボウズ回避に胸を撫で下ろす・・・

長い一日でした・・・

この日、日没終了まで続け、U野さんの到着を待ちます・・・



午後6時前にU野さん、合流~

さあ~、勝負は翌朝に持ち越しです・・・

鍋焼きうどんの夕飯にビア~



翌10日、午前5時半より、一足先にフカセウキを垂らすU野さんと並び開始です・・・

時合い的に、昨日より更に厳しくなっていますが、午前7時までが勝負の時。

ふたりして、真剣にウキを見つめます・・・



そして、U野さん、6時前でしたか・・・ 沈むウキに合わせ、ヒット!

私のタモ入れで、銀オスですが、小っさい・・・



その後、時合いの終了時間、午前7時半を過ぎた頃、強制終了です。

私は帰深途中、魚屋さんにて、またカジカを購入し、

サロマ湖流入河川を覗くと・・・

おおっ! もう乗れる・・・ 次回こちらに来る時は氷上穴釣りですね~。





今回釣果

雄、54cm、1.5kg

サケ累計、オス7本、メス6本、雌雄メス率46.2%

カラフト累計、オス2本、メス0本、雌雄メス率0.0%

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