氷上穴釣り釣査

fumitatsuko

2017年12月20日 06:01

月齢周期はほぼ30日、そして15日毎に大潮が繰り返されるが、

皆さんご承知のとおり、干満、潮廻りが釣果に大きく左右されるのは言うまでも無く、

例の如く、天気予報と潮汐を重ね合わせ、下調べ・・・



それにしても今年は雪が降る頃を境に、それ以降、留萌方面は毎週のように風雪が強い~!



さて、その下調べの結果だが、大潮が重なるこの週末、やはり日本海は天候が悪い・・・

一方、オホーツクに目をやると雪は降るものの風は穏やか予報なので、時合いとも相談しつつ、

留萌ニシン?と散々迷った挙句、16日午後1時半自宅を出発!


先週、下見をしたサロマ湖流入河川は既に氷上に乗れることで確認済~

そして、今回のターゲットはキュウリ魚、向かう河川はキュウリ魚の釣れる有名処でもある・・・



それなりに期待しつつ、午後5時、目的地に到着するも、そこには誰も居ない・・・

えーー? 困りましたね~ 誰も居ないってかい?

釣り場に来て人が居ないことで喜ぶ反面、釣れないという不安も過ぎります!



とりあえず、結氷した河川、氷上のドリル痕の位置を確認し、何処にテントを張るかを考えます。

今回の時合いは、夜中、早朝、お昼時と滞在予定時間内に3回あるので、

午後10時ぐらいまで仮眠します~



午後10時半、今回は充電が間に合わず、手動ドリルで氷上に3つ穴あけ作業~

テントを設営し、ガスストーブ点火、暖を取りながら開始ですが、しばらく反応がありません・・・





撒き餌をしながら竿先を見ていると、ちょんちょんアタリ・・・ 穴から現れたのは、何とコマイです!

ありゃまぁ~コマイ? えー、ここでコマイ? ちょっと驚き、今までこの河川でコマイの経験はありません~

続け様に違う穴から、またコマイ・・・ いや決してコマイが嫌な訳じゃなく、キュウリ狙いでしたからね・・・



ただ、このコマイも申し訳ない程のペース、2時間で7本・・・

夜通しという訳にも行かないので、次の時合いまで、またクルマの中で仮眠を取ります。



翌17日午前5時、ふたたびテントに戻り、

湯を沸かし早めの朝食(カップ麺)を取りながら、アタリを待っていると、またもコマイです。

ん~~、一切キュウリが釣れないね~ どうしたものか・・・



辺りも明るくなる頃、テントの外から人の声とソリを引っ張る音が聞こえます。

ようやく釣人が来たか・・・ 「おはよー、釣れてますか?」、「ダメ、コマイだけ」、「やっぱりね」・・・

聞くと、橋の袂より上流へ向かうと言う・・・





早朝の時合いも過ぎ、2時間でコマイ20匹ぐらいとキュウリ1匹・・・

これじゃ、話にならんし、上流が気になります・・・

次の時合いは午前11時前後の2時間、ここが勝負と意を決し、テントを一旦たたみ上流を目指します!





これが結構歩くんです・・・



5人程いる一角に到着、ドリルで穴を開けようとした時、そのお父さん達にもっと近くに寄ってと話される。

皆で撒き餌をした方が魚は寄るとのことだ・・・



多少、気温は上がったか?予報とは違い陽も射すので、露天でお父さん達に混ざりながら開始です・・・

見知らぬ、初めての顔ぶれにて、社長と呼ばれる方はワンカップを飲みながらの饒舌・・・

その会話が面白い・・・ サケの釣り場の話、近郊の状況、下の話など・・・



帯広の3人組と斜里の2人組、そして、私・・・

釣りどころじゃないというより、目的魚が釣れないので、その会話がちょうどよい(笑)

その後、好転もなく、時間が過ぎて、帯広3人衆は他の場所へ移動・・・





そして、天気は予報どおり陽も陰り、風も出て来たので再度テントを立てて、最後の悪足掻き・・・

辺りはすっかり静かになったお陰か、キュウリがぽつぽつ・・・

カワガレイはたくさん釣れるがリリース・・・

しかし、それも続きません・・・



その後、風も徐々に強くなってきたので、

ここで予定を早め午前11時半急遽撤収です。



さて今回、釣果は・・・



コマイ35匹(AVE23cm)、キュウリ6匹(MAX22cm)、チカ4匹(MAX18cm)

次回に期待します~

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