ホッケの刺身
ホッケの刺身・・・
一般的に口にする機会は少ないかもしれません。
それは何故か?
おそらくアニサキスが寄生しているからか・・・
(5月11日、増毛港で釣ったもの、この3本はすべて刺身へ)
以前、札幌の居酒屋でホッケの刺身がメニューにあり
食べてみると非常に甘く美味しかった・・・
その味が忘れられなく、それから刺身で食べるようになる。
ホッケを釣って、捌いていると
春先の水温の低いころの魚体のほうが、アニサキスの入りが少ないような気がする
そして、何となくですが若い魚体の方がこれも入りが少なく感じる・・・(これも定かではない)
ようするに、水温が高くなり、老体のホッケにはアニサキスが多いという自分なりの結論。
(これだけキレイなら、まずアニサキスはいない)
よく噛んでアニサキスを千切れば大丈夫なんて話もあるが、そんなことは出来ないしあり得ない。
ホッケはニシンやチカと同様にアニサキスが寄生している。
イカもそうだし、白身魚、ヒラメやカレイ、サケにもいる。
そのため、生食なら気をつけて処理し食べなければなりません!
熱処理でアニサキスは確実に死にますが、
冷凍も一般の冷凍庫(温度によるが・・・)では微妙なところ・・・
アニサキスはマイナス20℃、24時間で死滅とありますが、
一般家庭の冷凍庫ではマイナス20℃に達しない(14、5℃かな・・・)
ハッキリ何度か解りませんが、
そこはね・・・
信じる者は救われるってことで、
この光物白身系のものは、20℃に達しなくともうちでは迷わず即冷凍。
(安心・安全のため、この後、ラップに包み冷凍庫へ)
そして、生食、刺身にするときは、捌く段階でかなり気をつけ、
光に透かし、赤く血が滲んでないかなど
身に穴が開くほど見て確認してますよ。
これまで捌いてきた経験上、身に赤く血の滲みがあれば必ずアニサキスはいますね!
(忘れた頃に思い出して食べている)
どちらにしろ、ホッケの刺身
甘く非常に美味しい
ニシンより美味しいと感じます。
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